天体観測

2011年12月11日 (日)

皆既月食を撮る

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 昨晩は皆既月食。いつもなら釣りに行った日の夜は使い物にならない状態なのですが、この日ばかりはそうはいきません。頭のほぼ真上で月食が見られる、滅多に無い機会なので。

 でも、眠気には勝てず、意識もうろうとしてた午後10時前、「月、見えてるよ」との息子の声に我にかえりました。急いで、押し入れの中の望遠鏡「VMC-110L」を引っ張り出して来て、小庭にセット。

 ところが・・・望遠鏡はすぐに月をとらえたのですが、そのほかの細かい使い方をすっかり忘れてました。「直焦撮影ってどうやるんだっけ?」と説明書を読み返しながら、望遠鏡ののぞき穴に接続具を取り付けて、一眼レフカメラを固定。なんとか皆既月食の完了までに間に合いました。
 この写真は、皆既月食から部分食に戻って間もない月の姿。肉眼で望遠鏡をのぞいた感動にはかないませんが、それにしてもすごいですよね。

 釣りオヤジにとって、潮の大小に関係する月の満ち欠けは、天気よりも重要事項。寒かったですが、いい、皆既月食鑑賞になりました。

 


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2009年10月22日 (木)

オリオン座流星群を見る

未明にオリオン座流星群を見に行きました。午前2時に起きると晴れてたので、子どもたちを起こして浦安、千鳥の防波堤へ。僕のシロギス釣りのホームグラウンドでもあります。
ここは整備されていないので灯りもなく、星空を見るには絶好の場所です。

で、一時間ほど夜空を眺めたのですが、くっきりと星が流れたのは二度だけでした。しかも僕は二度目は見逃してしまいました。
辺りに灯りが無くてもに東京の夜空は明るいですね。でも一度だけ見られた流れ星はオリオン座の横を煌めきながら落ちてゆきました。

ま、一度でも見られたので良しとしますか。

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2008年1月20日 (日)

ファインダーが新品に

 初期不良でビクセンに送っていた「VMC-110L」のXYスポットファインダーが戻ってきました。修理伝票を見ると、新品に交換したとのこと。・・・どれどれ。

 ファインダーの赤い点で照準を合わせるのですが、初めのものと明るさがまったく違います。昼でもよく見え、夜だと光量を絞らなければならないほど。あらら。最初のは、やっぱり壊れていたようです。

 で、説明書に沿って昼間にファインダーの微調整。鉄塔に向けて、赤い点と、望遠鏡の視野が一致するようにしておきました。

 夜になり、適当な星に赤い点を合わせ、視野を確かめると・・・なんと、同じ星が望遠鏡の視野にもばっちりはいっているではありませんか。火星を視野に入れるのに1時間もかかっていた最初の苦労が嘘のようです。

 とほほ。ちょっと遠回りしましたが、これからが観測の始まりです。

 では。 

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2008年1月 7日 (月)

ファインダーが壊れてた

 買ったばかりのビクセンの望遠鏡VMC-110Lに付属するファインダーがどうにもうまく使いこなせません。LEDの点と星とを合わせて照準を定めるのですが、このLEDがついたりつかなかったりと暗いんです。

 説明書では、昼、鉄塔の先端などを目標に微調整を済ませて欲しいとのこと。でも、昼はまったくLEDがつきません。で、通信販売で購入したニュートンに電話。症状を説明すると、ほとんど聞く耳持たず、ビクセンに直接電話して欲しいとのこと。通信販売は安さが魅力ですが、アフターサービスは期待できませんね。僕のような初心者は、やはり対面販売にした方が良かったのかも・・・。

 ぼやいていても仕方ないので、ビクセンに電話。故障かどうか判断するので着払いで送って欲しいとのことでした。こちらの対応はきちんとしてました。

 鏡筒が短くてしまいやすいと選んだVMC110Lですが、このLEDのXYスポットファインダーは明るさが改善されても使いにくいと思います。同じポルタシリーズのA80Mf(屈折式望遠鏡)に付属するシンプルなファインダーの方が使いやすいんだろうなあ、と使ってみて思いました。

 雑誌やネットでは、初心者にはA80Mfを勧める記述が多いのも、うなづけます。これから天体望遠鏡を選ぶ人のために、ご参考まで。

 ではでは。

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2007年12月30日 (日)

月を撮ってみた

Pc302132  今日はひさしぶりに夕方から晴れたので、夜は火星&月の観測です。でも、子どもらは一足先に帰省中。今度いいところを見せるための、パパの自主練です。

 午後8時。あれ、月は出てないな。パソコンを立ち上げ、星空シミュレーターで調べてみると、もう少し遅くならないと月は昇ってこないようです。

 なので、まず火星から。・・・まったく見えません。しばらく悪戦苦闘しているうちに、ある程度ピントが合っていないと、火星を視野にとらえても気づかないことに気づきました(笑)。で、たまたま視野に入ったほかの星でピント調整。

 さらに10分ほどあれこれ動かして、ようやく、火星が視野に。小さなビーズ玉みたい。150倍ほどに倍率を上げてもあまり変わらず。

 何でだろ。今後の課題です。

 で、しばらく休憩して午後11時ごろから再開。今度は月です。

 見てください。こんなのが見えるんです。肉眼だともっと細かいところまでくっきりと見えます。

 天文ファンなら当たり前なのかもしれませんが、それ以外の人にこの驚きをお裾分けしようと、写真を撮ってみました。手持ちのデジイチを専用の接続具で望遠鏡にくっつける直焦撮影というやつです。

 ほんとはこの写真が撮れるまで、あれこれと大変だったのですが、その話はまたの機会に。天文写真、なかなかにおもろいですね。しばらく望遠鏡で楽しめそうです。

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2007年12月27日 (木)

初めて見た月

 クリスマスプレゼントに子どもがゲットした望遠鏡を、今日初めてのぞきました。狙いを定めたのは満月に近い月です。

 あんなに大きな月なのに、高くあがった月を望遠鏡の視野にとらえるのは案外と難しく、10分ほど試行錯誤。接眼レンズは低倍率の20ミリを使いました。ぼやけた像の月をようやくとらえ、ピントを合わせると・・・

 あまりにはっきりと見えたので、一瞬、本物だとは思えないほどでした。何しろ写真でしか見たことのない、クレーターがある月が、目の前にあるのですから。これはなかなかの衝撃でした。

 買ったのはビクセン・ポルタのVMC110という反射式望遠鏡。経緯台込みで4万円弱の望遠鏡で、ここまで見えるのですね。

 僕の方がはまりそうです。

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2007年11月17日 (土)

望遠鏡を注文

Photo  仕事で東京に出張したので、ついでに「ニュートン」という望遠鏡のお店に行ってきました。

 で、お店の人にあれこれ質問。小学校低学年の息子が使いやすいもの、土星の輪が見えるようなもの、などの希望を伝えると、ビクセンのポルタシリーズが良いとのこと。

 口径は70ミリもあれば十分だけど、1万円ぐらいの望遠鏡だと経緯台(三脚)の性能がいまいちなので、使いにくいとのこと。

 また、子どもがあれこれとやってみるには、自動よりも手動で自由に望遠鏡を動かせた方がいいでしょう、とのことでした。

 でも、ポルタシリーズはでかいし・・・と二の足を踏んでいると、店内に短い筒のようなタイプもありました。VMC110Lという種類だそうです。これなら、ベランダでも取り回しが楽そう。カタディオプトリック式??というタイプだそうです。

 値段も、アイピースを1つおまけしたセットがニュートンのネットショップにあり、39800円とのこと。子ども用としてはちょっと高いですが、何より僕が欲しくなってしまっているので(笑)、さっそく注文しました。

 サンタクロースにもらうことになっているので、開封できるのはまだまだ先ですが、今から覗くのが楽しみです。

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