山形編

2014年12月30日 (火)

カニ歩きからのスキー(1)

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 山形に単身赴任をしたことを契機に始めたスキーも2シーズン目となりました。

 30年ぶりにスキー板をはいたのは、2013年12月15日のこと。

 スキー教室に入ろうと思ったらまだ開校しておらず、まずはカニ歩きから。横倉ゲレンデの中ほどにある駐車場から緩斜面に出てみるも、登ることも降りることもままならず、リフトの下でもがくこと1時間。それから鍛錬を重ね、今では自称中級者に。今年はシーズン券も購入。思えば遠くに来たものです。

 バブルのころは学生で、スキーブームとも縁遠く、40代になってようやくスキーを始めてみて、いろいろ気がつくことがありました。道具の進化でパラレルターンは簡単になり、スキー場はガラガラ。リフトを待つ長い列など、遠い昔の話です。

 これからスキーを始めてみようと思う人や、久しぶりにやってみようという人に向けて、蔵王温泉スキー場での試行錯誤の1年余りを、振り返ってみようと思います。

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2014年12月21日 (日)

ものすごく久しぶりの更新です

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 ものすごく久しぶりの更新です。今年もあと10日ほど。山形の日本海側は毎日大荒れです。

 初夏以降、秋田県境近くの遊佐町に何度かマダイ釣りに行ったのですが、模様よくなく、大鯛をゲットすることはできませんでした。宮城の太平洋側にも何度か行ったのですが、こちらはいつも爆釣。単身赴任では食べきれないほどのヒラメやカレイを釣ることができました。今は宮城の人が年末年始に食べるナメタガレイのシーズンですが、浦安の我が家にその習慣はなく、寒い中がんばる気になれません。

 ということで、しばらくは蔵王温泉スキー場で、スキーの日々です。山形から30分ほど。雪質良く、ゲレンデが14個もある広大なスキー場です。しかも、この眺め。ここで、スキーをしたり温泉に浸かったりしながら、長い冬を過ごしていこうと思っています。

 それではよいお年を!

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2014年4月20日 (日)

2014年の初釣りへ

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 ものすごく久しぶりの更新です。冬の日本海は荒れていて、まったく釣りに出られず。仕方がないので、蔵王でスキーをしてました。

 ようやく暖かくなってきたので、そろそろ釣りを再開しようかと。で、2014年の初釣りに行ってきました。お世話になたのは、仙台の南にある亘理町荒浜港の孔明丸さんです。日本海のタイのコマセは、連休明けにぼちぼち始まる感じ。本格化するのは6~7月、とまだまだ先です。

 今日の釣りものはカレイと根回り五目。最近の釣果を見ると根回りのアイナメは絶不調ですが、仲乗りさんに聞くと、カレイだけだと釣れすぎるので客が飽きてしまうとのこと。

 それで、午前5時30分に出船。1時間ほど走って午前6時30分ごろに釣り開始となりました。水深は40メートルほど。初めての釣りものなので手探りだったのですが、底立ちをとって小刻みにしゃくってみると、すぐにアタリが。間もなく30センチ超のカレイが上がってきました。

 この日は活性高く、底でしばらくしゃくっていると、次々にブルブルが。どうやらカレイ釣りはテクニックより手返し勝負みたいです。あんまり釣っても食べきれない単身赴任のため、のんびりやっていると、「あんまり釣れてないんじゃない」ととなりのおじさん。いや、僕にはこのペースで十分なんです。3時間ほどで20匹ほど。35センチクラスが10匹は混じっていたので、十二分の釣果となりました。となりのおじさんは50匹は釣ってましたけど。

 で、船は根回り五目に。このころから風が強くなり、かなりのうねりに。不覚にも僕は船酔いでダウンしてしまいました。めったに船酔いしないのですが、半年のブランクがまずかったのか。
 船は思うところにいけず、たま~に、アイナメやタラが上がるくらい。釣る気も湧いてこず、ずっと寝転び状態。大どもなのに、釣果上げられずにすみません。

 船長は午前11時20分ごろに釣りを断念。初の早上がりとなりました。17匹ほど持ち帰ったカレイは、内臓を抜いて、焼き物、煮物、さしみ、空揚げ、一夜干しに。しばらくは1人、カレイの日々になりそうです。

 仙台湾、おそるべし。でも、釣り人とは難しいもので、こんなに釣れてしまうと、カレイ釣りはもういいかな、と思ってしまうかも。貧果の東京湾がちょっとなつかしくなりました。

 長文になりました。
 それでは。

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2013年11月25日 (月)

太平洋に釣りに行く その2

 (その1から続く)この日のタックルは、シマノ・ベイゲームのカワハギ竿とリール。PEは0.8号に。前の日に上州屋で買ったタコベイト付きの片天秤を介した2本針です。
 
 錘は40号、50メートルほどまで仕掛けを落として、シェイク。止めてアタリを待って、またシェイク。その繰り返し。ほどなくグググっとしたアタリがあったので竿を立てると、針がかり。巻く途中にも結構な抵抗があって、釣り上げると40センチほどのナメタカレイでした。

 この魚、1日1匹釣れれば御の字という、高級魚らしく、船長さんもにっこり。ビギナーズラック。でも、運がいいのはここまででした。粒根をまわっているらしく、すぐに根掛かりで、タコベイト天秤をロスト。PE0.8号に仕掛け4号というアンバランスのため、天秤の上から切れてしまいました。PE2号にするべきでした。

 この後も、根掛かりの度に天秤ごと無くす事態になり、仕掛けと錘を大量消費。根を大胆に攻められず、少し底を切ると釣果も低迷。結局、その後アイナメを2匹釣っただけで午後12時30分ごろの沖上がりとなりました。

 まあ、最初からうまくいかないものなので、こんなもんでしょう。亘理の荒浜港は、家からも近く、なかなかいい感じ。酒田のマダイが釣れるようになる6~7月になるまで、ぽちぽち行ってみようと思います。

 それでは。

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2013年11月24日 (日)

太平洋に釣りに行く その1

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 すごく久しぶりの更新です。今日、初めて太平洋に釣りに行ってきました。山形に来てから日本海でマダイばかり狙っていましたが、秋以降は荒天でなかなか海に出られません。

 先々週などは、漁港から堤防の外に出た途端、無念のUターン。陸地が曇天ぐらいでも、海が荒れていることはままあるみたい。今週も晴天なのに出船できず、ということなので、ついに太平洋側に行くことにしました。

 お世話になったのは、亘理の孔明丸さんです。家から車で1時間10分。酒田よりぐっと近いです。釣り場が福島第一原発に近いこともあり、客足は遠のいているのかなと思っていたら、そんなことはありませんでした。

 朝4時30分ごろに港につくと、明かりが煌々とついていて、釣り客と釣り船で大賑わい。千葉の大原港を一回り大きくしたような感じでびっくりしました。どやどやと釣り客が船に乗り込んでいきます。東京湾や外房のにぎやかな釣りを思い出しました。

 この日の釣り物は根魚五目。アイナメを中心に、マコガレイやナメタカレイも狙うそうです。出船は5時30分。14人満船の船は、南へと走り出しました。アイナメなので、近くかと思いきや、走ること1時間。グーグルマップを見ると、ほぼ相馬沖に。放射能の影響が無いか、気にならないと言ったらウソになりますが、まあ、後で調べればいいかと。

 で、午前6時過ぎからこの日の釣りが始まりました(続く)。

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2013年9月15日 (日)

月山に登る

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 単身赴任での週末をどう過ごすか。僕の場合は、「釣り」を軸に過ごしていますが、船宿さんまで片道2時間15分。毎週、というわけにはいきません。

 なにかほかの過ごし方は無いものか・・・と、考えていたら、月山登山のお誘いが。確かに、山形にはいい山がたくさんありますね。登山の道具は一通り持っているので、さっそく行ってみることにしました。

 月山は百名山の一つで、1984メートル。頂上に月山神社がある、信仰の山です。今回は、姥沢からリフトに乗って1520メートルまで上がる、もっとも容易なコースを選びました。山形から車で1時間15分ほど。リフトが動き出す午前8時ごろに着くと、ぽつらぽつらと登山者の姿が。気持ちも高まります。

 で、午前8時30分ごろから登頂開始。1670メートルの姥ケ岳に上り、そこから稜線沿いに、山頂に行くコースを選びました。夏スキーができるだけあって、山肌にはまだ残雪があります。

 見晴らしよく、いい登山道ですね。最後はちょっと急ですが、2時間ほどで山頂到着。頂上には月山神社があって、500円払ってお祓いを受けないと、入れないとのこと。お祓い受けて、山頂にもたどり着きました。残念ながら山頂はガスに覆われていましたが、晴れていれば日本海まで見えるそうです。

 で、山頂でのしばしの休憩では、久しぶりにバーナーを使って、おきまりのラーメンとコーヒー。やっぱりうまい!!
 
 帰りは牛首ルートで1時間30分ほどでリフト乗り場に。こっちの道にはきれいな木道が整備されていました。ゆったりと歩きたいなら、牛首ルート。稜線からの景色を楽しみたいなら姥ケ岳ルートがおすすめです。

 途中で、月山志津温泉に立ち寄り、日帰り入浴。仙台旅館で汗を流して、さっぱり。
 ほどよい疲れで、帰途につきました。

 月山はもうすぐ紅葉の季節。山頂からの景色も見逃したので、また登ってみようと思います。

 長文になりました。それでは。

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2013年8月16日 (金)

サワラの刺し身

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 サワラのさしみは、スーパーで売られていることはめったにありません。痛むのが早く、船上で血抜きをしないとさしみで食べられないからです。数日寝かせたサワラのさしみは、ねっとりとしていて超美味。赤身の大トロとはまた違ったうまさがあります。

 で、めったに食べられないねっとりを楽しもうと、70センチのサワラをさしみにしてみました。薄造りの白身は、トロトロ。サワラ釣って良かった!!

 ご飯はハナダイ使った鯛めし。こちらもいいお出汁がご飯にしみこんでいました。付け合わせは庄内特産のだだっちゃ豆。枝豆よりぐっと濃い味。ビールのすすむ晩ご飯となりました。

 ちなみに、サワラは船上で内臓まで取ってしまった方がなおいいとのこと。アニサキスという寄生虫がいるからだそうです。次に釣ったらばっちり処理して、知り合いに配ってみようと思います。

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2013年8月14日 (水)

マダイのはずが・・・

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 またまたマダイ釣りに行ってきました。お世話になったのはいつもの釣海丸さんです。前回、71センチを釣ったばかりなので、そうそう二匹目のどじょうがいるとは思っていませんが、単身赴任でほかにやることなくw。

 で、午前6時の出船に向けて、午前3時に家を出発。山形から庄内へは月山を越えていくのですが、その道すがらは濃霧。酒田に着くと大粒の雨。予報とずいぶん違います。

 この日の釣り客は6人。さすがにお盆、盛況です。右舷みよしに陣取りました。港を出ると、結構な波があり、船は大きく上下しながら進みます。1.5メートルぐらいだと思いますが、東京湾の遊漁船のような大きさはないので、かなり揺れる感じ。30分ほどで釣り場に着く頃には、しっかり船酔いしてしまいました。こうなると、釣りどころではありません。

 波は治まることなく、なので酔いもおさまらず。納竿の11時30分までが長かったこと。船の上下でビシも安定せず、厳しい釣りとなりました。

 途中、胃の中のものを吐き出して一時的にすっきりした時間帯があり、釣りに集中すると70センチのサワラをゲット。 サワラの歯は鋭いので、よく糸が切れなかったものです。もう一匹、海面まで上げましたが、タモを探しているうちに無念の糸切れ。あとはハナダイ5匹ほどで納竿となりました。まあ、こんな日もありますね。

 船酔いで面白いのは、陸に上がるとすっかり元気になるところ。さっきまであんなに気持ち悪かったのも忘れて、次の釣行のことを考えてしまうのでした。数日寝かせたサワラの刺し身は、ねっとりと脂が乗っていて美味。いいお土産となりました。

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2013年8月10日 (土)

同じ80号のビシなのに

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 コマセマダイ釣りも3回やってみて、何となくやり方が分かってきました。コマセのエビの放出量と棚取りが肝みたい。

 1回目は手持ちのサニービシ(80号)を使っていたのですが、船長さんが「沈みが早いから」とステン缶を勧めるので2、3回目は船宿推薦のステン缶を利用。3回目で71センチのマダイゲットに成功しました。

 でも、使ってみて、「このステン缶重いのでは」という疑問が。なので、家で計ってみてびっくり。80号のステン缶なのに、385グラムもあるではありませんか。1号約3.75グラムなので、100号相当。どうりで沈みが早いはずです。

 サニービシを計ってみると、335グラム。80号は約300グラムなので、これでもちょっと重め。さらに、次に使ってみようと購入したダイワのMDビシⅡを計ると356グラム。同じ80号のビシなのに、こんなに重さが違うということを初めて知りました。

 推察するに、80号のビシとは、80号の錘がついているビシのことで、カゴの部分の重さは含まないのだと思います。300グラムの錘とは別に、サニービシ35グラム、MDビシⅡ56グラム、ステン缶85グラムと考えると納得できます。でも、それならばそうと明示して欲しかった。まあ、同じ号数のPEだって太さは違いますし、そんなものなのかもしれませんが。

 重さの違いを知っていれば、潮の強弱に合わせた使い分けもできるはず。いい勉強になりました。

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2013年8月 4日 (日)

大マダイをソテーに

 マダイを冷凍して自宅に持ち帰り、ムニエルにして食べました。オリーブオイルでソテーしたものの、身がかなり厚いのでなかなか中まで火が入らず。妻のアドバイスで途中でフライパンごとレンジに。最後にもう一度火にかけてバターを加えました。

食べてみると塩の効きが今ひとつ。でも岩塩をふりかけると激ウマに。大マダイは大味と言いますが、オリーブオイルとバターでいい感じになりました。

やっぱり魚釣りは、食べてもらってこそですね。次は夜釣りのアジでも狙おうかな、と思っています。

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