タイ

2013年8月14日 (水)

マダイのはずが・・・

004_2
 またまたマダイ釣りに行ってきました。お世話になったのはいつもの釣海丸さんです。前回、71センチを釣ったばかりなので、そうそう二匹目のどじょうがいるとは思っていませんが、単身赴任でほかにやることなくw。

 で、午前6時の出船に向けて、午前3時に家を出発。山形から庄内へは月山を越えていくのですが、その道すがらは濃霧。酒田に着くと大粒の雨。予報とずいぶん違います。

 この日の釣り客は6人。さすがにお盆、盛況です。右舷みよしに陣取りました。港を出ると、結構な波があり、船は大きく上下しながら進みます。1.5メートルぐらいだと思いますが、東京湾の遊漁船のような大きさはないので、かなり揺れる感じ。30分ほどで釣り場に着く頃には、しっかり船酔いしてしまいました。こうなると、釣りどころではありません。

 波は治まることなく、なので酔いもおさまらず。納竿の11時30分までが長かったこと。船の上下でビシも安定せず、厳しい釣りとなりました。

 途中、胃の中のものを吐き出して一時的にすっきりした時間帯があり、釣りに集中すると70センチのサワラをゲット。 サワラの歯は鋭いので、よく糸が切れなかったものです。もう一匹、海面まで上げましたが、タモを探しているうちに無念の糸切れ。あとはハナダイ5匹ほどで納竿となりました。まあ、こんな日もありますね。

 船酔いで面白いのは、陸に上がるとすっかり元気になるところ。さっきまであんなに気持ち悪かったのも忘れて、次の釣行のことを考えてしまうのでした。数日寝かせたサワラの刺し身は、ねっとりと脂が乗っていて美味。いいお土産となりました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年8月10日 (土)

同じ80号のビシなのに

008
 コマセマダイ釣りも3回やってみて、何となくやり方が分かってきました。コマセのエビの放出量と棚取りが肝みたい。

 1回目は手持ちのサニービシ(80号)を使っていたのですが、船長さんが「沈みが早いから」とステン缶を勧めるので2、3回目は船宿推薦のステン缶を利用。3回目で71センチのマダイゲットに成功しました。

 でも、使ってみて、「このステン缶重いのでは」という疑問が。なので、家で計ってみてびっくり。80号のステン缶なのに、385グラムもあるではありませんか。1号約3.75グラムなので、100号相当。どうりで沈みが早いはずです。

 サニービシを計ってみると、335グラム。80号は約300グラムなので、これでもちょっと重め。さらに、次に使ってみようと購入したダイワのMDビシⅡを計ると356グラム。同じ80号のビシなのに、こんなに重さが違うということを初めて知りました。

 推察するに、80号のビシとは、80号の錘がついているビシのことで、カゴの部分の重さは含まないのだと思います。300グラムの錘とは別に、サニービシ35グラム、MDビシⅡ56グラム、ステン缶85グラムと考えると納得できます。でも、それならばそうと明示して欲しかった。まあ、同じ号数のPEだって太さは違いますし、そんなものなのかもしれませんが。

 重さの違いを知っていれば、潮の強弱に合わせた使い分けもできるはず。いい勉強になりました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年8月 4日 (日)

大マダイをソテーに

 マダイを冷凍して自宅に持ち帰り、ムニエルにして食べました。オリーブオイルでソテーしたものの、身がかなり厚いのでなかなか中まで火が入らず。妻のアドバイスで途中でフライパンごとレンジに。最後にもう一度火にかけてバターを加えました。

食べてみると塩の効きが今ひとつ。でも岩塩をふりかけると激ウマに。大マダイは大味と言いますが、オリーブオイルとバターでいい感じになりました。

やっぱり魚釣りは、食べてもらってこそですね。次は夜釣りのアジでも狙おうかな、と思っています。

続きを読む "大マダイをソテーに"

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2013年7月29日 (月)

大鯛にたどりつく(後編)

002
 釣り終了まであと1時間。あんなに早かった潮はゆるんで、道糸がほぼ垂直に落ちていきます。前回の教訓を生かし、底からの棚取りに徹して、コマセを撒いてから2~3分ほど静かに待ち、誘い上げるの繰り返し。

 コマセを撒いてから1分ほどたったころでしょうか。ハナダイのようにプルプルではなく、コツンとした当たりが。合わせると、手応えがあるような、ないような。あれ? そう思って竿を立てると、いきなりドラグがジジジジと出て行きました。ジジジジ、ジジジジ。ゆっくりですが、10メートル出ても止まりません。

 「たぶん大きい」と船長に伝えると、「ゆっくりやりとりせよ」とのこと。なので、無理に巻かずに、相手が引いたらジジジ、休んだら巻くの繰り返し。青物のような引きはないですが、一進一退。SC小舟XHのカーボドラグワッシャはスムーズに糸が出ていくので、やりとりに不安な感じはありません。早舟ヒラメも安価な竿ですが、うまくしなって、引きをいなしてくれます。ハリスが3号なのがちょっと気がかりですが、シガーのマダイ専用ハリスなのでまあ、何とかなるでしょう。

 で、10分ほどやりとりしたでしょうか。ついに赤い魚体が上がってきました。で、でかい。先ほどの50センチが小さく見えるほど。後検量で、71センチ、4.2キロのマダイが無事にタモ入れされました!!がまかつのマダイ針10号は、下唇にがっちり刺さっていました。

 3度目の挑戦で、70センチ超の大型。遊佐のポテンシャル、恐るべし。小さな台所でさばくのは大変でしたが、さらなるサイズアップを目指して、今後も通わなければなりません。次の目標は5キロ超、かな。

 長文になりました。それでは。
 

| | コメント (2) | トラックバック (0)

大鯛にたどりつく(前編)

009
 山形に来て3度目のマダイ釣りに行ってきました。お世話になったのは今回も釣海丸さんです。
 午前6時出船。釣り客は3人。左舷みよしに陣取りました。

 この日のタックルは、手巻きリールのSC小舟XHと、早舟ヒラメ270-Mの組み合わせ。ほんとは、マダイ竿を新調したかったのですが、仕事が忙しくて竿選びの時間なく・・・

 前回は、電動リールと370グラムもあるグラスロッドだったので、ライトタックルに近づけてみました。コマセは船宿の3キロ+付けエサに使える1キロの持ち込み。

 釣り場までは30分。今日こそは、そこそこのタイを1匹釣りたいものです。ビックチャンスの第1投。海は川のように流れていて、道糸が斜めに入っていきます。水深が浅いのに+10メートルも糸が出ます。あれこれ計算して指定の棚をとると、クククンの当たりが出るようになりました。でも、どれもハナダイ。

 右舷おおどもの常連さんは、すでに2枚を釣り上げたみたい。あれこれやってみますが、誘い上げての落とし込みに反応するのも、やっぱりハナダイ。それでもしつこく棚の微修正をしながら手持ちで釣り続けていると、釣り開始から3時間ほどしたころに、ついにガツンとした当たりが。

 たまーにドラグが出るこの魚を慎重に上げると、50センチ、1.5キロのマダイでした。やった! 自己記録更新。今日の目的は達成したな、と、あとは余裕の姿勢で釣り続けていたら、最後にドラマが待っていました。(続く)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年7月 4日 (木)

大鯛に一歩近づく

008
 久しぶりの更新です。先週末、日本海で2回目となるマダイ釣りに行ってきました。
 7月はちょっと仕事で忙しくなりそうなので、その前に充電しておこうと。お世話になったのは、前と同じく釣海丸さんです。

 5人を乗せて正午に出船。船長の指示で、右舷ミヨシに陣取りました。航程は20分ほど。5月に行った前回は、外道すら釣れずのオデコ。水温も上がってきたので、今日は何か1匹でも釣りたいものです。

 この日のタックルは、50号-290のグラスロッドに、電動丸PLAYS3000、PE3号。船長おすすめのステン缶(80号)も購入しました。

 で、さっそく釣り開始。この日はほぼなぎ。船長さんに棚を聞いたら上から39メートルとのことだったので、そのあたりで待ちます。何度かコマセを撒くと、クククンとあたりがあり、合わせると、25センチほどのハナダイが上がってきました。ほどなくしてさらにハナダイを1匹追加。本命はまだですが、なかなかにいい感じ。

 ところが、1時間半ほどで、さっぱりアタリが無くなってしまいました。少しずつ棚を変えるも、不発。棚が間違っているのかな、と底をとってみると、棚+ハリスの半分ほどの深さ。普通は、棚+ハリスぐらいが棚なので、ずいぶん下の指定だな、と思いながらも、釣りを続けました。

 大どもの常連さんは、これまで1匹も釣り上げず。外道を避けてマダイだけを狙っているのでしょう。真似したいけど、その棚が分からないので、そのままコツコツとコマセを撒き続けました。

 その後はハナダイ1匹とメバルを1匹。やはりマダイはやってきません。終了まであと1時間ほどになったとき、常連さんの竿がぐっとしなりました。ゆっくり、ゆっくりとやりとりして上がってきたのは、79センチ、5・2キロ。で、でかい。

 ほどなくして私にもアタリがありました。やったか。でも、手応え軽く、あがってきたのは20センチの小さなマダイでした。午後5時30分に納竿。ハナダイ3匹、マダイ1匹、メバルの釣果となりました。

013_2

 船宿で船長さんにこの日の私の釣りについて聞くと、棚が間違っていたのでは、とのこと。いや、ちゃんと39メートルに合わせてましたよ、と答えると、「それは水深、ハリス+天秤分上でないと」。!!。聞き間違いで、ずいぶん下を釣っていたみたいです。く、くやし~。

 常連さんにも聞くと、「置き竿にすると竿先がはねていた。あれじゃあ釣れないよ」とのこと。なるほど。

 まあ、とにかく小マダイやハナダイは釣れたので、一歩前進。次は、もっと柔らかい竿を新調し、食べ頃のマダイを釣りたいものです

 長文になりました。
 それでは。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年5月19日 (日)

山形県遊佐町にマダイ釣りに

009
 日本海へ初めて釣りに行きました。狙いはマダイ。遊佐町の釣海丸さんにお世話になりました。

 前日に近所の上州屋さんに行くと、まだマダイは早いのではないかとのこと。6月下旬からがシーズンインだそうです。今は沖メバルがおすすめとのことでしたが、単身の身でぞろぞろとメバルを釣っても食べきれないので、ここは一つ大物を狙ってみようかと。人柱、オデコ覚悟の釣行です。

 遊佐までは山形から車で2時間。まだ雪の残る月山を越え、鳥海山に向かって走ります。

 出船は午前6時30分。コマセマダイです。山形で一つテンヤマダイをやっている船宿さんは無いので、これからはこの釣法をマスターしなければ。

 で、釣り場は港から20分ぐらいの至近。富士山の代わりに、大きく鳥海山が見えます。まだ雪が残るこの雄大な山を眺めているだけで、リフレッシュできますね。

 水深は40メートルほど。ハリスは4号10メートル。天秤とクッションゴムも合わせて全長12メートル。なので、ビシを28メートルに合わせろとの指示。

 指示棚でコマセを振って・・・反応なし。またまた振って・・・反応なし、の繰り返し。3メートル下から振ってみたり、根掛かり覚悟で底立ちをとって水深を確かめたり。ハリスを3号に落としたり。考えられる手はあれこれ打ったのですが、やっぱり反応なし。結局船中ゼロで、正午に沖上がりとなりました。

 まあ、大ダイが簡単に釣れるとは思っていないので、こんなもんでしょう。船宿さんの壁には60センチ以上のマダイの写真がずらり。初心者も多いそうです。山形にいるうちに、何とか1匹、大ダイをゲットしようと思っています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年11月 4日 (日)

秋のマダイ釣りへ その2

20121103_182606

 しばらくすると、船長さんがパラシュートアンカーを入れての流しに変えたので、テンヤを3号(赤)にチェンジ。いいポイントに入ったのか、25センチクラスがポツリポツリと釣れるようになりました。

 ほんとはこれもリリースしたいくらいなのですが、そうすると持ち帰るものが無くなってしまうので25センチ以上はキープ。38センチ、700グラムほどのマダイも1匹だけ釣ることができて、午前11時30分に納竿となりました。
 結局25センチ〜38センチ8匹をキープ、放流サイズを加えれば14、5匹ぐらいでしょうか。ちょっと小さいですが、飽きることなく楽しめました。船中では1キロクラスが1匹だけ、という感じ。数釣りの秋なので、仕方ないですね。

 さて、飯岡では、タイラバのようなゴムのヒラヒラ付きが流行っているみたいです。でも、今日だけで言えば、テンヤでも遜色無いような感じがしました。ベタ底だと、ヒラヒラの効果も薄いかと。タングステンのビンビンテンヤは、高いけど、隣の釣友を見ている限り、アタリの数は増えるみたいです。僕は1300円を根がかりで失うのは嫌なので、使いませんが・・・

 それと、探見丸miniプレイズのアキュフィッシュ機能、今日は役立たずでした。これぐらいの小鯛だと、うまく映らず、表示はほぼ水深だけ。ワラサの時は結構映っていましたが。ベタ底にいたからでしょうか?

 釣ったマダイは、お刺身、鯛飯、一夜干しに。特に鯛飯はうまくできました。釣りビジョンで、幸丸のおかみさんが作り方を解説していますので、ご興味のある形は、ぜひ。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2012年11月 3日 (土)

秋のマダイ釣りへ その1

20121103_145356

 釣友と、秋のマダイ釣りに行ってきました。お世話になったのは、飯岡の幸丸さんです。午前4時前に現地に着くと、なんとマダイは3隻出し。大人気ですね。

 で、一番空いていた船の胴の間を選んで、午前5時に出船。片舷8人ほどでした。船はゆっくり30分ほど走って、午前5時40分ごろからエンジン流しで釣り開始。「秋ダイは底」かなと、ちょっと重めの自作テンヤ7号(赤)から始めてみました。
 この日は中潮ですが、潮の流れはそれほどでもなく、マダイの釣れぐあいもポツリポツリという感じ。釣友が使っているビンビンテンヤ5号と比べて、僕の7号はあきらかにアタリが少ないと思えたので、5号(赤)にチェンジ。

 僕もポツリポツリと釣れるようになって、いい感じに。
 でも、この日は20センチ〜25センチの放流サイズばかりで、1キロ級どころか、キープサイズを釣るのも難しい状況に。何か打開策は無いものか・・・(つづきます)

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2012年9月27日 (木)

無念の台風

 今週末に計画していた一つテンヤマダイを心待ちに、平日の仕事に取り組んでいたのですが、残念ながら台風で時化ですね。大原からのつもりだったので、まず無理そう。次のチャンスを待つしかありません。

 一方、湾奥には青潮が発生しているようです。台風でこの状況が改善されるといいのですが・・・

 で、自分のブログのアクセス状況を見ていたら、気になる検索履歴がありました。調べてみたら、九十九里・片貝の吉栄丸の船長さんがお亡くなりになったようですね。鈴栄丸さんのブログに記載がありました。

 ヒラメ専門で、よく釣り雑誌にも登場する名物船長さんでした。8月半ばにお世話になったときには、お元気そうだったのに・・・心からお悔やみ申し上げます。

| | コメント (4) | トラックバック (0)