大鯛にたどりつく(後編)
釣り終了まであと1時間。あんなに早かった潮はゆるんで、道糸がほぼ垂直に落ちていきます。前回の教訓を生かし、底からの棚取りに徹して、コマセを撒いてから2~3分ほど静かに待ち、誘い上げるの繰り返し。
コマセを撒いてから1分ほどたったころでしょうか。ハナダイのようにプルプルではなく、コツンとした当たりが。合わせると、手応えがあるような、ないような。あれ? そう思って竿を立てると、いきなりドラグがジジジジと出て行きました。ジジジジ、ジジジジ。ゆっくりですが、10メートル出ても止まりません。
「たぶん大きい」と船長に伝えると、「ゆっくりやりとりせよ」とのこと。なので、無理に巻かずに、相手が引いたらジジジ、休んだら巻くの繰り返し。青物のような引きはないですが、一進一退。SC小舟XHのカーボドラグワッシャはスムーズに糸が出ていくので、やりとりに不安な感じはありません。早舟ヒラメも安価な竿ですが、うまくしなって、引きをいなしてくれます。ハリスが3号なのがちょっと気がかりですが、シガーのマダイ専用ハリスなのでまあ、何とかなるでしょう。
で、10分ほどやりとりしたでしょうか。ついに赤い魚体が上がってきました。で、でかい。先ほどの50センチが小さく見えるほど。後検量で、71センチ、4.2キロのマダイが無事にタモ入れされました!!がまかつのマダイ針10号は、下唇にがっちり刺さっていました。
3度目の挑戦で、70センチ超の大型。遊佐のポテンシャル、恐るべし。小さな台所でさばくのは大変でしたが、さらなるサイズアップを目指して、今後も通わなければなりません。次の目標は5キロ超、かな。
長文になりました。それでは。
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コメント
おめでとうございます!
強烈な引きを味わってみたいです。
山形、いいですね!
投稿: JOE | 2013年7月31日 (水) 15時06分
>JOEさん
ありがとうございます!
山形は海も渓流も楽しめます。しばらくは日本海で大物狙ってみます。
投稿: けんさん | 2013年7月31日 (水) 19時04分