武士の元祖釣りガイド
江戸時代中期に書かれた「何羨録」(かせんろく)という本だそうです。津軽采女(うねめ)という武士が書きました。
その何羨録についての企画展を見に、浦安市郷土博物館に行ってきました。何羨録の原本は既に失われていて、展示は明治時代の写本なのですが、これ、釣り好きにはたまらない内容ですよ。
趣味としての釣りは、平和な江戸時代になって暇をもてあました武士が始めたことはよく知られていますが、武士は「釣道」と称して堂々と釣りに行ったそうです。この強引な理屈付けに、きっと当の武士も内心、苦笑いしてたでしょうね。それでも釣りに行きたいその気持ち、現代の私にもよく分かります。
津軽采女は仕事にも恵まれず、身内の不幸も重なりましたが、釣りを心の支えにしてたとのこと。
何羨録は書き写されて伝わり、江戸後期になって釣りが庶民に伝わると、多くのガイド本の種本になったとのこと。小規模ですが、釣りバカならぜひ見ておきたい展覧会ですよ。
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