明石沖からアオリイカに
久しぶりの更新です。関西に転勤して半年。瀬戸内海の釣りにもだいぶ行けるようになってきました。最近はタチウオが多かったのですが、秋にはアオリイカ釣りができるみたい。東京湾ではアオリイカはか~なり渋いことが多いですが、こっちはもう少し期待ができそうです。
電車釣行の私にとって、半夜船というのも都合がいいので、この3連休に試しにいってみました。お世話になったのは明石の名田屋さんです。集合は午後3時。夕まづめを狙えるので期待が高まります。
ユーチューブであれこれ調べてみると、瀬戸内海のアオリイカは胴付き仕掛けが主流とのこと。30号錘にハリスは1ヒロが標準のようです。中錘で3ヒロぐらいの東京湾とは釣り方もだいぶ違います。
船は午後3時30分に出船し、まず近場の明石沖から。船中で竿はほとんど曲がらず、すぐに淡路島沖に移動しました。この日の私のタックルは、アルファソニックタチウオテンヤ190。極先調子の竿なのですが、感度は抜群。アオリイカはもう少し軟らかめの短い竿が主流のようですが、まずはこれでやってみることにしました。
瀬戸内のアオリイカ釣りは、(1)錘で底立ちを取って(2)すぐに2メートルぐらい巻き上げて(3)餌木が潮になじんでアオリイカが抱きつくのを待ち(4)何事も起きなければ大きく竿をしゃくり上げて、の繰り返しだと事前に予習しましたが、本当にこれでいいのかな。開始から30分ぐらいでしょうか。(3)でなんとなくの違和感を感じて合わせを入れたらズドンと乗りました。
仕掛けを緩めないように巻き上げると、胴長20センチ弱のアオリイカをゲット。やりました! 今日は1匹が目標だったので、気持ちが楽になりました。その後、夕まづめまでアタリなし。でも、グリーン、ブルー、オレンジと餌木の色をローテーションしながら、「正解」を待ちます。
ちょうど太陽が沈むころに、その時はやってきました。オレンジマーブルのエギにアタリがあり、1匹釣り上げたと思ったら続けてアオリイカ3匹に大きなスミイカ(シリヤケイカ?)1匹。周囲を差し置き、連釣となりました。ありがたや。
日が暮れると、船は再び明石沖に。またもやしばらく沈黙が続いたのですが、しつこく餌木のローテーションをしていたら、今度はブルーがアオリイカのお好みとなりました。4匹ほど追加。アオリイカはなぜだか同じエギにばかりに当ってきます。
この日は大潮。船はどてら流しで、堤防のすぐ近くを流していきます。私が座った左舷の方が潮先なのですが、船の速度が速すぎる。船中でも沈黙が続きました。これだけ潮が速いと2メートルは巻きすぎなのかも。ようやくそれに気が付いて、1メートルにして、しゃくりもやめて、餌木を泳がせていたら、向こう合わせでやっとズドンときました。これでアオリイカ9匹。でも午後9時を過ぎ、タイムアップとなりました。
アオリイカ、これだけ釣れると楽しいですね! ビギナーズラックで私はすっかりはまりました。しゃくったときにハリスが絡むなど課題もあったので、仕掛けを改良してまたやってみようと思います。
長文になりました。それでは!
最近のコメント